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花火豆知識

花火が美しいのはなぜ?




 花火はなぜ美しい色を出すのでしょうか。
 夏の夜の花火を見る度にそう思う人は多いことでしょう。花火は火薬類を原料とし、これが燃焼、爆発するときに生ずる色や光や煙や音を観賞したり、合図に用いたりするものです。

 さて、色のついた炎を出す花火の薬剤(和剤)を色火といって、その配分は酸化剤、可燃剤、炎色剤などが主なものです。 それらの種々用いて、目的に合った色を発色させます。

 また、昼間の大空を彩る色煙は、染料や顔料などを蒸発したり、不完全燃焼させたり、あるいは煙霧を発生させて、赤、紫、青、橙、黄、黒、白など様々な色煙を大空や庭先に描き出させます。光は、和剤の燃える温度を高くして強い閃光輝や白色光を出させ、音は和剤の発生ガス急膨張で出る音や爆発する音を利用しています。またロケットや打ち上げもののように噴き出すガスの力を利用して物をとばすこともできるのです。

 おもちゃ花火は、少量のこれらの火薬類を目的に合ったように利用して作られています。その量や性能や扱いは火薬類取締法で決められていて、許可を受けて製造、輸入し、安全検査をパスしたものが皆さんの手に渡り楽しまれているわけです。