まず最初に花火が送られてきたときは夕飯を食べていて、息子は花火を見たとたん、「もうお腹いっぱい・・・ごちそうさまでした」と言ってダンボールに入った花火を見て超大興奮!!
「今する!!」といって聞きませんでした。
それもそのはず。今年の夏、息子が週に3日も4日もしていた花火は手持ち花火の小さいものばかり・・・
それが、ダンボールいっぱいに入っていた花火は仕掛け花火や大きい噴出し花火など息子の見たこともないような花火ばっかりだったんです!!
その日はやっとの思いで説得して息子の誕生日を待ちました。
11月23日が息子の誕生日でした。その前日の22日に、近所にいる息子の親友たちとその母親の8人で楽しませていただきました。
その日は、冬の花火日和のように風もなく穏やかな夜でした。大人3人、子供5人。ちょっとした保育園状態でぞろぞろと近くの空き地まで行きました。そして、いっぱいある花火を下に広げたとたん子供たちの歓声が上がりました。そして、子供たちの小さな戦い・・・「ぼくがするの!」「ボクの花火〜〜!!」
さすがに花火がすごいとケンカもすごかったです。最初に火をつけたのはドクロの花火でした。皆、興味津々で見てたのですが、最後にドクロが光ると一人の男の子が怖がって泣いてしまいました。結構迫力があったのかな?その後は手持ち花火を楽しみました。
子供たちに1番人気だったのが、手持ちの先に糸が付いていて、釣竿のようになった花火でした。みんな面白いのと怖いのが半々のようでお母さんにくっついて半分逃げ腰で。でも目は釘付けで。見ているこっちが笑えてきました。
花火の最後に鳥かごに入った鳥や、五重の塔がでてくるのは「すご〜〜い!」「みせて〜〜」と、もみくちゃ・・・その時の五重の塔は今でもうちの玄関のノブにかけられています。いつもの花火の時には見向きもされない線香花火でさえも、みんな神妙な顔をして楽しんでました。
手持ち花火が終わったあと噴出し花火をしました。なぜかみんな正座で見入っていました。ひとつひとつが終わるたび、小さな拍手!そしてみんなが「次これ?」「こちいがいいねえ」と最初のけんかと打って変わって、すごく楽しそうに選んでいました。
そしてすべての花火が終了した後も、余韻を楽しむように花火の燃えカスを見ながら「これ、おっきかったよね」「これ怖かったよ」と話している子供たちを見てこんなにすごい花火が当たって本当に良かったと実感しました。本当にありがとうございました。
|