長崎名物「精霊流し」 流した後の船はどうするの?
精霊流しは、長崎の特色のある伝統行事です。
しかし、流された精霊船や菰(こも)包み(供え物)が、どのように処理されているのでしょうか?海に投げ捨てているのでしょうか?
環境への影響を考えると、精霊船などは、海にながしたり、その場で燃やすことはできません。精霊流しが終わった後、精霊船は、市の清掃工場の仮置場に運び、燃やせるもの(木、竹)と燃やせないもの(ビニール、プラスチック類、針金やキャスターなどの金属類)に分別します。
燃やせるものは焼却し、燃やせないものは処分場に埋め立てます。菰包みも焼却してます。
環境を考えた場合、次のようなことに配慮が必要になると思われます。
●菰包みの中に、缶詰、トレーなど燃やせないものは入れない
●精霊船にバッテリーを付ける場合は、取り外しやすいので工夫する。(市では処分できないので、各自で持ち帰る。) |
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